物件から最寄りの駅までの移動時間は、インターネットなどを使って調べることも大切ですが、実際に歩いて計ってみることがオススメです。物件から駅まで行く間に信号　や歩道橋の有無、実際の交通量などの情報は現地に行ってわかることも多いのです。

　たとえば子育てママの視点で、歩道がきちんと確保されているか、ベビーカーがスムーズに通りやすいかといった点も気になるところになります。駅から物件までの道がまっすぐ一本道であれば、小さな子どもを連れていたり、ベビーカーを押しながらでも歩きやすい道になります。 また、駅までの距離が徒歩圏外の場合は、家の近くにバス停はあるのか、自転車の駐輪場はあるのかといった点も調べておく必要があります。

 　バスを利用するとなればその本数も気にする必要があります。物件から一番近いバス停の時刻表で、バスの本数や終バスの時間があるかなども確認する必要があります。 電車なら通勤通学時の運行本数、特急や快速が止まる駅なのかというポイントも物件選びの決め手の一つにもなり得ますよね。 また、車やバスを利用して通勤する場合は道路の混雑状況によって遅延が予想されるため、車の交通量なども把握する必要があります。

　生活する上でほぼ毎日のように利用するスーパーやコンビニが駅から物件までの間にあるかは重要なポイントとなってきます。 たとえばペットボトル飲料、トイレットペーパーやティッシュなどかさばる荷物を遠くのスーパーから買って帰るのは大変です。

　物件の近くに大型のスーパー、または、小さなスーパーでも複数あれば、とても便利です。。さらにチェックしておきたいのが24時間スーパーです。仕事で夜遅くなった場合でも利用できとても便利です。

　 また、ドラッグストアが近くにあれば安心です。 いざいうときに駆け込めるように、内科・耳鼻科・歯科などの病院もチェックしておくことをお勧めします。さらに、土曜診療を行っている病院なら、平日は忙しくて病院へ行く暇がないという方にも安心です。

　役所も近くにあれば、出産や妊娠、国民健康保険、年金などくらしの中で重要な手続きや相談を行う場になります。近くに役所がなくても、支所があるか確認が必要です。

　子育て世代なら、物件の近くに公園や児童館、図書館などがあるかもチェックする必要があります。子どもが小さい頃は利用する機会の多いこれらの施設は、一度利用してみることも大切です。他にも、同世代の子どもが遊んでいるかという点も確認する必要があります。同世代のファミリー層が遊んでいたら、地域の子育て環境についてリアルな声を聞けるチャンスにもなります。また、ママ友と情報交換や息抜きができる憩いの場になることもあります。

　人通りはどのくらいあるか、昼と夜に周辺を歩いて状況を確認する必要があります。夜間の場合、道の明るさなどもチェックしておく必要があります。 また小学校や中学校に通うお子様がいる家庭なら、通学路の通行量も重要になります。車の交通量が多い道路では騒音も大きくなります。静かな住環境を求める方は大切なチェック項目の1つです。小さな子どものいる家庭では保育園の数も気になります。実際に歩いて探さなくても、自治体に保育園の空き情報や空いている保育所を問い合わせてみる必要があります。